サトウヅケル

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その5.トマト 2006年4月9日〜4月15日

4月9日

 トマトに挑戦。普通は塩をかけて食べるものなので、甘くしたらどんな味になるだろうか。
 

 どうしようか迷ったが、水分の多い食べ物なので、これまでのように水を入れるのをやめてみることにした。
 すなわち、タッパーに入れるのはトマトの輪切りと砂糖のみ。
 まぁ、失敗したら、水入れバージョンでやり直せばいいだけの話だ。

 写真の状態で、ふたをして冷蔵庫へ。では、1週間後に。
 

4月15日

  1週間後。おおっ予想以上に漬け汁が出ている。トマト自体は縮んだ感じかな。

 早速ひと口。意外と甘くない。トマトの酸味とマッチしていると言ってもいいだろう。身が少しネットリしていて、生のトマトのような張りがない。それだけに皮のカタさが少し目立つか。実際にはカタくはないのだが、ほかがやわらかいのでそう感じる。むいてから(湯むきして)漬けてもよかったかもしれない。

 味に戻って、うまいかと言われると、そうとは言い切れない、奇妙な味。不思議なのは、甘みと酸味のほかに塩辛いのと同じ刺激が舌にほのかにあること。案外、ごはんのおかずとしても行けそうな気がする。まぁ、もともと私はトマト好きだからな。

 漬け汁のほうだが、酸味と甘みで、そのまま飲んでもかなりうまい。ちょっと甘みが強くて、後味がのどにくるので、2〜3倍くらいに薄めたほうがいいだろう。ただし、薄めすぎるとトマト臭が強くなってあんまりうまくなくなる。また、微妙に青臭さ(緑のトマトをかじったときのような)が感じられるので、それが気になる人はいるかもしれない。まぁ、たんにトマトをしぼったトマトジュースとは全然違ううまさがあるのは確か。

トマトの評価:7点
 


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